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長持ちするやつか
遠くまで飛ぶやつか 今夜はどっちのブロッケンがええんや? ヤラシイわ~ ヤラシイやろ 「BlogKen」と「BlogKenJr.」 どっちにする? ああ、どうもけん@jetです。 うそです、けんです。 吉野家が購入した牛肉の中から特定危険部位を見つけた。 そう、タイトルにも書いたように、見つかったのではなく見つけたのだ。 因みに吉野家は牛肉を輸入ではなく購入している。 つまりアメリカの牛肉生産業者から、吉野家の間には多数の中間業者や米日の公的機関が介入している。 当然その中にそれぞれのチェック機関があるはず。 ところがそれらが全て見逃し、最後の最後まさに消費者の口に入る直前である吉野家が発見したのである。 この問題の影響なのか吉野家は株価を下げている。 テレビの報道番組の街頭インタビューやアンケートでも吉野家に対して不信感を抱く人が半数を超えていた。 しかし、この問題で吉野家は評価されこそすれ、信用を失うような行為はしていない。 吉野家が発見した特定危険部位が含まれる牛肉は700箱の内の1箱から発見されたのだ。 700分の1をクリアしたのだ。 大変な確率だ。 ところがこれは当たり前である。 吉野家は全箱をチェックしているから、例え1000箱に1箱、いや今まで検査してきた箱数からしたら何万箱に1箱でも発見できただろう。 本当に不信感を抱かれるべきは、吉野家に至るまでの関係者、商社である伊藤忠商事や日本国政府農林水産省や厚生労働省のチェック機関である。 アメリカ側が信用ならないのはこれまでの経緯と、その後も見解の違いから改まる様子のないことは明らかだった。 にも関わらず政府機関はこれまでの全箱検査から、わずか数%の抜き取り検査にいつの間にか移行している。 700個の中に一つしかないものを、700から1箱だけあけて発見できる確率は当然700分の1である。 何故そんな宝くじや万馬券を当てる以上の確率しかない方法で検査するのか。 政府はギャンブルでもやっているつもりなのか。 伊藤忠商事にいたっては、そんなギャンブル狂の政府を完全に信用し、箱を開けて検査を実施していなかったという。 ところが報道各期間の報道の仕方が悪く、われわれ消費者の頭には、吉野家の牛肉から危険部位が発見されたということしか印象づけられていない。 そのせいで株価まで下がったとあっては、いままで何万分の1をクリアするために企業努力を続けてきた吉野家はたまったものではない。 今回問題となる特定危険部位を含む牛肉を輸出した米国ナショナルビーフ社は、日本が輸入する牛肉の約3割を占めるという。 この会社が輸出する牛肉は吉野家だけに販売されるわけではないのだ。 つまり吉野家以外の外食産業やスーパーなどの小売店には、チェックをすり抜けた危険部位を含む牛肉が売り出され、われわれ消費者の口に入っていたのかもしれない。 政府のギャンブルや商事の人任せによって。 われわれ消費者は牛肉を口にすることも、牛肉に関するニュースを見聞きすることも結局は受身にしかならない。 いくら気を使っていても、最終的には何かのお墨付きに頼らざるを得ない。 そうでなければ何も食べられず、何も信用できなくなるからだ。 それらを提供する側はそんな弱い立場の消費者のために、正しい商品、正しい情報を提供してほしいものだ。 なんて自分にも言い聞かせています。 参考: 吉野家に関するニュース KINCHO | CM情報 | CM集 | 【キンチョール】どっちにする?篇 |
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