ああ、どうもけんです。


え？なんか面白い話してって？


じゃあ、こういうのはどう？


友達が友達の友達から聞いた話なんだけど。


君の家のお風呂に鏡ってある？


僕の家のお風呂には、自分の半身が映るくらいの鏡がついているんだけど。


お風呂の椅子に座るとちょうどいい高さで、いつも鏡を見ながら頭や顔を洗ってるんだよね。


でもお風呂の鏡って、どうしても曇ってくるじゃない？


だからそんなときは曇りを取るためにシャワーかなんかでお湯を鏡にかけるんだ。


そうすると無数の水滴が鏡につくよね。


で、それをよく見てみるとさ、どういう原理だかしらないけど、その水滴に上下が逆さまになった小さな自分の顔が写ってるんだよね。


何百、いや何千かもしれない水滴全部に逆さまの自分の顔が写ってるんだよ。


自分の顔なんだけど、小さすぎて顔だってことしかわかんないし、ちょっと不気味なんだよね。


で、こっからが友達の友達が言ってたことなんだけど、その何千か知らない無数の小さな逆さまの自分の顔の中に、一つだけちゃんと上を向いた顔があるんだって。


え、そんなわけないって？


僕もそう思ったよ。


でも、友達の友達の友達が、偶然その一つの上向きの顔をみつけちゃったんだって。


びっくりしたその子は、お風呂からあがってお母さんにそのことを言ったのね。


そしたらその子のお母さんも君みたいに、「そんなわけないじゃない」って笑って相手にしなかったんだって。


それでその子も自分の見間違いと思って、そのままその日は寝ちゃったんだよ。


でも次の日にその子、学校の階段で足をすべらして頭から落っこちちゃったんだって。


可愛そうにその子は、落ちる途中で一旦階段で頭を打って、そこからさらに下に落ちていって。


結局首の骨を折って即死だったらしいよ。


その落ちるところを偶然見ていた友達の友達は、途中で頭を打ったときに折れた首が曲がってて、そこからさらに下に落ちるときは、まるで体と上下逆に顔がついてるみたいに見えたって。


そう、鏡の中の小さな自分の顔のようにね。


なんちゃって、実は……

あれ、もしもし？

もしもーし！

切れちゃったよ。


やっぱりテレクラで怪談はなかったかな……




ああ、どうもけんです。


僕の作ったオリジナルの都市伝説、如何だったでしょうか。


これが廻り廻って、本当に都市伝説として語られるようになったら面白いなあ。


みんなでコピペして広めましょう。


そんなことより、ずいぶんと遅くなってしまいましたが、３００００HITSありがとうございます！！

長らく休んでいましたが、ようやく復活できました。


この話も夏の間に書こうと思っていたのに、もう９月。

すっかり暑さも和らいで、怪談の似合わない季節になりつつあります。

ギリギリ間に合いますかね？


そんなわけで、まるまる一月も休止していたにもかかわらず、毎日訪れていただいてありがとうございます。

また少しずつになると思いますが、UPしていきます。


それではこれからも進化するブログ、

「BlogKenJr.」

をどうかよろしくお願いします！

[テーマ:都市伝説 | ジャンル:サブカル]

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